オタク娘ヒガハラによる『幻想楽団 Sound Horizon』の話題がメインなブログ。 他、谷山浩子さんや漫画の話なども少々。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

どうも。お久しぶりでございます。
領復に行ったり領復に行ったりDVD買ったりしています。
新潟公演マジ最高…というのはまた後日。

閑話休題。


さて。ブログを辿ってくださるとわかると思いますが。
私のMarchen感想は青き伯爵の城で止まっております。
ええ、止まっております。
磔刑の聖女までたどり着いていないのです。
そのわけは、といいますと……

エリーザベトの性格が腑に落ちなかったから。
と、いうよりは、何故復讐を否定したか理解できなかったから。
心の優しい聖女様もいいでしょう。
愛する人を奪われたからといって、独り身を貫いたことを責められたからといって、復讐なんてしないわ。
そう取ることもできます。

が、しかし。
どうもそれが引っかかった。なぜか腑に落ちなかった。
私がエリーゼ大好きだから?…たぶん、それだけじゃない。

当時のヨーロッパの貴族というものは、大抵はその地方の領民の税で暮らしていたはずです。
彼女の言う、「背負うべき立場と運命」でしょう。
兄の言う「行き遅れ」の言葉の通りならば、既に何度も他の貴族からの求婚もあったでしょう。
けれども彼女は結婚を拒否し続けた。喜びと悲しみの葡萄酒のロレーヌのように逃げ出しもせず。(もっとも、彼女の場合は駆け落ち相手がいたからでしょうが)
しかし、かといって「背負うべき立場と運命がある」という割りに、それを受け入れもしなかった。
受け入れて尚生き抜くという手段だってあったはず。
そこが、若干腑に落ちない。
(ていうかぶっちゃけ、お兄様こそ同情する…貴族の義務として嫁ぐことのない妹(娘)に対して、「結果がこれか」とも言いたくなるでしょう…)

では、エリーザベトは既に自分の手で復讐を成し遂げていたという仮定はどうか。
…正直、それもなんだかなぁ…というか、「誰」に対して復讐したのか?
「誰」を恨んでいたのか?
少なくとも、歌中のみではそれを判断できる要素がない。

というところで、私の思考はぐるぐると渦巻いたままだったのですが。
ようやく、大体納得できるかなぁというところに行き着いた。

ポイントは、やはり「背負うべき立場と、運命がある」
そして、それに対する「後悔などしていないわ、嗚呼これが私の人生、門閥貴族の令嬢でも七選帝候の娘でもないわ、私はエリーザベト、ただ君だけを愛した」
の部分ではないでしょうか。
そう、「後悔など無い」。
「背負うべき門閥貴族の令嬢としての立場」と「七選帝候の息女としての運命」があっても、それに背いて「ただメルツだけを愛して生きた」。「それが私の人生」なのだから「後悔などしていない」

彼女が一度土の下に埋められた際に母が願った「生きてさえくれれば」という祈りも、
メルヒェンの問う「一途な思いを貫くのもけっこうだが、果たして彼は、君の死と引き換えてまで、本当にそれを望むのかな」という奥底にあるメルツの思いも、
行き遅れになるまで妹の我侭を聞き続けた兄の思いも、正直どうでもよかったんじゃないかと。
ただメルツだけを愛して生きた。例え何を犠牲にしても。
そして、死して後、メルツ(メルヒェン)が迎えに来てくれた。
それだけで満足だと。

後悔がないから、恨み(不満)も憾み(残念に思う気持ち)もない。
だから、「そんなこと(復讐)など望んではいない」


磔刑の聖女の考察、と、それから続く暁光の唄についてはまだまだ余地はありますが
長くなりすぎるのでいったんココまで。

エリーザベト作者(策者)説とかもあるのだしね。
→エリーゼは、メルツがエリーザベトを向かえに行くためのファクター。
 さて、メルヒェンをエリーザベトの元まで運んだのは…?という、ね。
スポンサーサイト

FC2blog テーマ:Sound Horizon - ジャンル:音楽

【2011/08/03 17:19】 | SH雑記
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。